@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

2018-01-01から1年間の記事一覧

『アントマン&ワスプ』

『アントマン&ワスプ』 サノスのせいでマーベルファンの心は素粒子のようにバラバラに引き裂かれたところにやってきた『アントマン』続編。とりあえずこの作品で心を落ち着かせてまるでマーベルが言っているかのような映画だ。緩急でいうなら、確実に"緩"だ…

『インクレディブル・ファミリー』

『インクレディブル・ファミリー』 Mr.インクレディブルの続編って一番想像しがたいけど、ピクサーは作ってきた。しかも2018年にふさわしいメッセージ性を兼ね備えて。今作の名前は『Mrs.イラスティガール』でもいいんじゃないかと思うくらい、インクレディ…

『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(The Post) だいぶ前に公開された作品で、観賞したのも3月ごろなので、おぼろげな記憶を頼りに感想を書く。 今作の舞台は60年代だが、"今"の映画だ。大統領がメディアを締め出すという強行に対して、ライバルである…

『search/サーチ』

覆される私の性善説 『search/サーチ』(Searching) これは"今"できる映画だ。あと一年他経ったら古く感じてしまうのではないかと思うくらいだ。今年は沢山の映画に"クライジー・リッチ・アジアン"を観てきたが、この映画のアジアンは普通のミドル級だ。それ…

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

人生を賭けたカンニング。人生を賭けさせられたカンニング。 『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(Bad Genius) タイの映画を初めて観たけど素晴らしい出来で感動した。とても終始興奮した。これからのタイ映画も楽しみになるくらいだった。 カンニングと…

『ファイティン』

アイドル… 『ファイティン』(Champion) 映画の最初から最後までマ・ドンソクのアイドル映画であった。もちろん最高の。だって小さい子どもと絡ませたり、costocoの警備員をさせてみたり、ラブホのホテルで遊ばせて見たり、明らかに監督の「こんなマ・ドンソ…

『イコライザー2』

近所に一人、マッコールさん 『イコライザー2』(The Equalizar2) 実は前作にあたる『イコライザー』は観ていないので、今作を観ただけの感想になる。私はこの作品が愛される意味がよく分かった。近所に一人、マッコールさんが必要だと思わせてくれるくらい…

『銀魂2掟は破るためにこそある』

平成最後の金の無駄遣い 『銀魂2掟は破るためにこそある』 普段漫画の実施や映画なんてほとんど観にいかないが、『銀魂』は漫画を持っているし、前作の映画も観たので続編も楽しみにしていた。そして実写なのに、『銀魂』という世界観が実写すら魅力的にみ…

『スモールフット』

住んでるところがなんか変… 『スモールフット』(Smallfoot) アニメだけどミュージカルなのでなんとしても字幕版を観たいと考えていたので、どこの映画館を観ても吹き替えしかやってなくてイラつくが、主人公の吹き替えがなんと『ドラえもん』でジャイアン…

『タリーと私の秘密の時間』

昔の私が訪ねてきた… 『タリーと私の秘密の時間』(Tully) 今作はジェイソン・ライトマンの過去作である『JUNOジュノ』と『ヤング≒アダルト』と共通点がある作品だと監督自身が定義しているが、私はその二つを観たことがないので、こちらの作品だけで評価する…

『顔たちところどころ』

『顔たちところどころ』(Faces Places) フランスの映画監督であるアニエス・ヴァルダと写真家でアーティストのJRがフランスの北南の村を旅し、そこにいる人々の顔を写真にして顔に張り付ける。 主にフランスの農村部が舞台になるため、パリなどの都心は出て…

『アンダー・ザ・シルバーレイク』

彼女を捜索したらアメリカの諸問題が出てきた… 『アンダー・ザ・シルバーレイク』(Under The Silver Lake) A24の配給作品ということで大変楽しみにしていた半分、全く好きになれなかった『イット・フォローズ』の監督作でノレない半分という気持ちで観た。 …

『ヴェノム』

トムハとヴェノムのブロマンス… 『ヴェノム』(Venom) なんていうか予告詐欺というか全然怖くはなかった。ダークヒーローって肩書どこに行ったんだ。『デッド・プール』みたいな映画を目指したのか知らないが、『デッド・プール』のほうがはるかに映画として…

『マイ・プレシャス・リスト』

日本の予告が"イタイ"… 『マイ・プレシャス・リスト』(Carrie Piggy) 邦題が洋っぽいけど、ただのカタカナ邦題だった。Movix系の映画館で夏あたりからずっと宣伝していたのでかなり楽しみにしていたが、正直微妙だった。 このギャップが生まれたのも日本版の…

『スカイスクレイパー』

『スカイスクレイパー』(Skyscraper) 今年の映画で最も多く登場する"クレイジー・リッチ・アジアン"がコチラの映画にも登場する。(この辺そろそろステレオタイプを助長するという批判があってもいい気がするけど) ロック様が主人公だが今回はいつもどおり腕…

『MEG ザ・モンスター』

『MEG ザ・モンスター』(The MEG) ”サメがステイサムと戦闘する映画”じゃなくて、”ステイサムがサメと戦う映画”だった。 実はステイサムの映画は好きだが、彼の映画を劇場で観るのは初めてだ。(なにぶん彼の映画はテレ東とかBSとかCSTVでヘビロテされている…

『死霊館のシスター』

女性には力がある..... 『死霊館のシスター』(The Nun) 1952年のルーマニアにある修道院で修道女が自殺した。調査するために、フランス系カナダ人の青年とバチカンから司教と見習いの修道女が派遣され、死の謎を探求していく中で、悪魔の尼僧(ヴァラク)が浮…

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(Mission: Impossible – Fallout) レベッカ・ファーガソンの活躍は前作のほうが良かった気がするし、 毎度イーサンに課されるミッションをすぐに忘れ。「この人は一体何と戦ってるんすか 」となるけど、今作は…

『劇場版 コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』

命は救われても、映画は救われない.... 『劇場版 コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』 断っておきますが、私は同シリーズのドラマをシーズン1から観ている。しかし"激情版"、あっ間違えた、"劇場版"の出来は最低だった。 まず劇場版なのにドラマのテンポ…

『私はあなたのニグロではない』

『私はあなたのニグロではない』(I Am Not Your Negro) 本作はドキュメンタリーとなっており、サミュエル・L・ジャクソンがナレーションを担当。アメリカの作家ジェームズ・ボールドウィンの未完成原稿『Remember This House』と彼の1970年代のメモや手紙に…

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』(Jurassic World : Fallen Kingdom) 大作はいつも通り雑記です(笑) 全体的に非常によく作られていて、特にダイナソーが突然出てきて観客をビビらせる演出は見事だったし、大作やシリーズものとして申し分ない完成度だ…

『ダンガル きっと、つよくなる』

『ダンガル きっと、つよくなる』(Dangal) アーミル・カーン主演の『ダンガル』を観てきた。今作は実在するインドの女子レスリング選手の姉妹をモデルにその父親との関係を映画化したものである。今作は父親と姉妹以外はすべてフィクションである。 インド映…

『あなたの旅立ち、綴ります』

『あなたの旅立ち、綴ります』(The Last Word) ・男同士の会話が全くないくらい、今作は女性が中心に回っている映画だ、一言で言うなら「Girls Be Ambitions」、正真正銘の女性賛歌映画だ。 ・評価は低いけど、私は好き。(評価が低い理由はなんとなく分かる…

『君の名前で僕を呼んで』

『君の名前で僕を呼んで』(Call Me By Your Name) ・大変美しい映画だった。 ・北イタリアの景色、ヘレニズム彫刻と負けないぐらい各世代の男性の裸を美しく撮っている ・桃が効果的に使われているんだけど(尻の比喩でしょたぶん)、映画全体から桃のような甘…

『パシフィック・リム: アップライジング』

『パシフィック・リム: アップライジング』(Pacific Rim Uprising) ・前作は未見で今作はファンから不評である。カイジュウ要素が減ってマウンテン・フジ要素が増えたからだと思う。 ・角刈りのアジア系男子が出てきて、その辺はステレオ・タイプだなと思っ…

『レディ・プレイヤー1』

『レディ・プレイヤー1』 箇条書きでまとめます。 ・映像は進化しているし、時代設定も近未来だけど、映画の中身は圧倒的に退化している。 ・未来を描いているくせに使われている音楽が1970~1980年代縛りなのはおかしいだろと思う、なんかノスタルジックだ…

『映画ドラえもん のび太の宝島』

おそらく『のび太の南海大冒険』のリメイクだと思われるが、話の内容は全く違う。というか前作あった動物虐待要素が完全になくなっており、家族は大切だというメッセージに変わっていた。こちらも失われた"父性"を取り戻す話なんだけど、さすがに現代日本の…

『タクシー運転手 約束は海を越えて』

good smile...... 『タクシー運転手 約束は海を越えて』(A Taxi Driver) 1980年5月に韓国の全羅南道光州市で起こった民主化を求める民衆蜂起の光州事件。学生や市民を中心としたデモが戒厳軍との銃撃戦を伴う武装闘争へと拡大していった。ソウルのタクシー運…

『ぼくの名前はズッキーニ』

『ぼくの名前はズッキーニ』(My Life as a Courgette) アルコール依存症の母親と2人で暮らす9歳の少年ズッキーニ。ある日、ズッキーニの過失によって母親が死んでしまうが、親切な警察官(レイモンド)に保護されて孤児院で暮らすことになった。孤児院という環…

『映画クレヨンしんちゃん爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~』

ブログを開設した一発目の記事がまさかのクレヨンしんちゃんの映画になるとは思わなかったが、今日観た作品から書いていこうと決意したのでしょうがない。 シリーズ26作品目であり監督は高橋渉、脚本はうえのきみこさんが務めている。 前作の『宇宙人シリリ…