2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
『アントマン&ワスプ』 サノスのせいでマーベルファンの心は素粒子のようにバラバラに引き裂かれたところにやってきた『アントマン』続編。とりあえずこの作品で心を落ち着かせてまるでマーベルが言っているかのような映画だ。緩急でいうなら、確実に"緩"だ…
『インクレディブル・ファミリー』 Mr.インクレディブルの続編って一番想像しがたいけど、ピクサーは作ってきた。しかも2018年にふさわしいメッセージ性を兼ね備えて。今作の名前は『Mrs.イラスティガール』でもいいんじゃないかと思うくらい、インクレディ…
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(The Post) だいぶ前に公開された作品で、観賞したのも3月ごろなので、おぼろげな記憶を頼りに感想を書く。 今作の舞台は60年代だが、"今"の映画だ。大統領がメディアを締め出すという強行に対して、ライバルである…
覆される私の性善説 『search/サーチ』(Searching) これは"今"できる映画だ。あと一年他経ったら古く感じてしまうのではないかと思うくらいだ。今年は沢山の映画に"クライジー・リッチ・アジアン"を観てきたが、この映画のアジアンは普通のミドル級だ。それ…
人生を賭けたカンニング。人生を賭けさせられたカンニング。 『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(Bad Genius) タイの映画を初めて観たけど素晴らしい出来で感動した。とても終始興奮した。これからのタイ映画も楽しみになるくらいだった。 カンニングと…
アイドル… 『ファイティン』(Champion) 映画の最初から最後までマ・ドンソクのアイドル映画であった。もちろん最高の。だって小さい子どもと絡ませたり、costocoの警備員をさせてみたり、ラブホのホテルで遊ばせて見たり、明らかに監督の「こんなマ・ドンソ…
近所に一人、マッコールさん 『イコライザー2』(The Equalizar2) 実は前作にあたる『イコライザー』は観ていないので、今作を観ただけの感想になる。私はこの作品が愛される意味がよく分かった。近所に一人、マッコールさんが必要だと思わせてくれるくらい…
平成最後の金の無駄遣い 『銀魂2掟は破るためにこそある』 普段漫画の実施や映画なんてほとんど観にいかないが、『銀魂』は漫画を持っているし、前作の映画も観たので続編も楽しみにしていた。そして実写なのに、『銀魂』という世界観が実写すら魅力的にみ…