@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

2018-01-01から1年間の記事一覧

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(Jumanji: Welcome to the Jungle) 一言で言い表せばこうだ。「彼ら(高校生)はジャングルで本当の自分を発見した」 いや本当に青春映画として傑作だし、ギャグも単純で日本人にもわかりやすい。それなのに観る…

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(Darkest Hour) 今作ではチャーチルの首相当選からダンケルクにおける撤退に至る過程を描いている。まず一番の感想として出てくるのが、史実を描いているのに飽きさせず作ってあり、作り手の巧みさ…

『トレイン・ミッション』

『トレイン・ミッション』(The Commuter) 「妻と子供が誘拐されて→主人公激怒」系映画だけど誘拐されるシーンは一切出てこないので安心。リーアム・ニーソンに苦行を与え過ぎでは?と思うくらいリーアム・ニーソンが頑張る。サム・ニールとレティー・シャラ…

『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

愛され映画ではあるが、監督本人への告発により全く愛せない作品へとなった 『ヴァレリアン 千の惑星と救世主』(Valerian and the City of a Thousand Planets) 西暦2740年、宇宙の秩序を守るべく銀河をパトロールしている連邦捜査官のヴァレリアンとローレ…

『レッド・スパロー』

『レッド・スパロー』(Red Sparrow) 一言で言ってしまえば、かなり雑な映画だった。特に伏線が回収されるシーンなんてクラシック音楽を壮大に流すことで色んなことを胡麻化している気がするのだ。そして何より一番気になったのが言語問題である。主人公のジ…

『トゥームレイダー/ファースト・ミッション』

『トゥームレイダー/ファースト・ミッション』(Tomb Raider) 死の女王と呼ばれたhimiko(卑弥呼)の死の謎を解くというトンデモ設定が凄かったんだけど、主演のララクラフトが格好良かったので全て丸くおさめてくれました。苦役を与えすぎでは?と思ってしまう…

『ボス・ベイビー』

『ボス・ベイビー』(Boss Baby) 吹き替え版キャストにあの人を起用したのが功を奏して日本で見事ヒットした『ボス・ベイビー』。私はもちろんアレック・ボールドウィンの声が聴きたいし、何よりかわいい顔してるのに声が低いというのが今作最大の売りなのだ…

『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』

『Maudie』(しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス) モード・ルイスという実在の女性画家とその夫が映画のモデルだ。モードは生まれながらにして身体に障害を抱えていて、就職するどころか一人で自立することができずにいた。そんな中町にあるお店でエ…

『ハッピーエンド』

『ハッピーエンド』(Happy End) カレーに住むブルジョワジーのロラン家は、瀟洒な邸宅に3世帯が暮らす。その家⻑は、建築業を営んでいたジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)だが、⾼齢の彼はすでに引退している。娘アンヌ(イザベル・ユペール)…

『リメンバー・ミー』

『リメンバー・ミー』(coco) 「家族が一番」というのは個人的に苦手だったんだけど、そこ以外は全部好き。メキシコ系の人々にとってこの映画は文化遺産になるのではないかなと思うくらい、終始メキシコの文化で彩られていた。ママ・ココが「リメンバーミー」…

『ブラック・パンサー』

ワカンダ・フォーエバー! 『ブラック・パンサー』(Black Panther) マーベルを始めとした大作は感想が雑記です。 まず始めに思ったことが、マーベル作品は本当に「憧れていた父親に問題がありました」的父子物語が大好きだなと再確認しました。(マーベルに限…

『15時17分、パリ行き』

『15時17分、パリ行き』(The 15:17 to Paris) イーストウッド版「The 世界仰天ニュース」と言えばいいのか、まさかの事件の当事者に演じてもらうという映画の禁じ手じゃないか(笑)しかし『ハドソン川の奇跡』同様に映画自体は非常に丁寧に作られている。内…

『空海』

『空海』(妖猫传 Legend of the Demon Cat) 原作を全く知らずに観た。切なくて惹き付けられ、そして感動したよ。完全なる黒猫映画だった。吹き替えより字幕を配給するべきだったのでは?せっかく良い映画なのにもったいない。海外版のタイトルが全てを物語る…

『ダウンサイズ』

『ダウンサイズ』(Downsizing) ダウンサイズして夢のような生活を送る人々に焦点を当てるアイデアと多様&豪華なキャストが良かったのだが、常に一定のトーンで2時間15分もの長いストーリーが進んでいくので映画としてはかなり退屈だった。アイデアが素晴ら…

『ビガイルド 欲望のめざめ』

『ビガイルド 欲望のめざめ』(The Beguiled) ソフィア・コッポラ監督作品を初めて劇場で観てきた。まず始めに私は彼女の作品に少しだが苦手意識がある。『ロスト・イン・トランスレーション』が恐ろしく好きになれず(むしろレイシズムを感じたし)、Twitterで…

『ルイの9番目の人生』

『ルイの9番目の人生』(The 9th Life Of Louis Drax) 伏線の回収が若干雑だったけど昏睡状態でも意識はあるという前提で物語が進んでいき、昏睡状態でいることをルイ自身が望んでいる(最後には目覚める)という設定が新しかった。そして虐待されている子ども…

『グレイテスト・ショーマン』

『グレイテスト・ショーマン』(The Greatest Showman) 映画の冒頭とラストに繰り返される「これは史上最大のショーだ」という曲にあるように映画というより限りなくショーだった。舞台は19世紀半ばのアメリカなのに音楽は現代のPopsで凄い耳に残る。しかし、…

『アバウト・レイ 16歳の決断』

『アバウト・レイ』(3 Generations) 実は去年からすごく楽しみにしていた作品だった。特に一度日本公開が延期してしまい、もう日本公開はないのかなとさえ思っていたが、2017年のエル・ファニングの活躍を知ってか知らずか日本広報は日本公開にゴーサインを…

『ダークタワー』

『ダークタワー』(The Dark Tower) スティーブ・キング原作で今まで何度か映画化の話があったらしいが、どうしてこんなひどい作品になってしまったんだ。J.J.監督とロン・ハワード監督は監督しなくて正解だったと思うし、スター・ウォーズシリーズに専念して…

『デトロイト』

『デトロイト』(Detroit) ずっとハラハラさせられて落ち着くシーンが一切なかったが、最後は救いがあった。しかしハラハラさせるということはそれだけエンターテインメントに振り切った演出にしたということであり、それはあんまりよくない気がする。しかし…

『ジオストーム』

まず『デイアフタートゥモロー』のような映画かと思ったら、全く違った。環境テロの話だった。私がこの映画ですごいなと思ったのは、女性の描き方とキャスティングの多様性である。まず多様性について、宇宙船内で働いている人々は多人種だし、何よりアメリ…

『ガーディアンズ』

『ガーディアンズ』 ロシアのマーベルらしいが、限りなく『ファンタスティック・フォー』である。友達のコピーバンドを応援しているなるという記事を読んだが、本当に的を得た批評だと思う。そして今作はロシアでは酷評されているそうです...

『パディントン2』

『パディントン2』(Paddington2) 前作『パディントン』は大変素晴らしかったが、今作も素晴らしかった。全く不快な表現がなく話される英語も丁寧でもし子供に見せるなら私は迷いなく『パディントン』を見せると思う。今作ではお世話になったおばさんのために…

『バーフバリ:王の凱旋』

『バーフバリ:王の凱旋』(Baahubali2 : The Conclusion) [2017年インド] 蛮族カーラケーヤとの戦争に勝利してマヒシュマティ王国の王に指名されたアマレンドラ・バーフバリは、クンタラ王国の王女デーヴァセーナと恋に落ちる。しかし王位継承争いに敗れた従…

『希望のかなた』

『希望のかなた』(The Other Side Of Hope) シリア人の青年カリードは内戦が激化する故郷を追われ、生き別れた妹を捜すうちにヘルシンキに流れ着く。内戦で全てを失ったカリードにとって、妹を捜し出すことだけが唯一の望みだった。ヨーロッパ全体を悩ませる…

『猫が教えてくれたこと』

『猫が教えてくれたこと』(Kedi) トルコの古都イスタンブールに受け継がれてきた、猫と人間たちの幸せな関係をとらえたドキュメンタリー。ヨーロッパとアジアの文化をつなぐ地として、数千年にわたって繁栄してきた大都市イスタンブール。この街で暮らす野良…

『キングスマン:ゴールデンサークル』

『キングスマン:ゴールデンサークル』(Kingsman:The Golden Circle) イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅した。残されたのは、一流エージェントに成長したエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみ。…

『パーティで女の子に話しかけるには』

『パーティで女の子に話しかけるには』(How to Talk to Girls at Parties) [イギリス・アメリカ] 遠い惑星からやって来た美少女と内気なパンク少年の恋の逃避行を描いた青春音楽ラブストーリー。1977年、ロンドン郊外。大好きなパンクロックだけを救いに生き…