『レディ・プレイヤー1』
箇条書きでまとめます。
・映像は進化しているし、時代設定も近未来だけど、映画の中身は圧倒的に退化している。
・未来を描いているくせに使われている音楽が1970~1980年代縛りなのはおかしいだろと思う、なんかノスタルジックだし。
・『シャイニング』のシーンなんて、そのまんま使われてて笑った。
・オタクがオタクたちのために作った映画ではあるが、それでいいのか?と思う。オタク文化ってももう少数派じゃないんし。
・マーク・ライエンスとサイモン・ペグの友情映画だけど、あの女性の下り必要ですか?なくても物語成り立つと思うよ。
・でも一番良いのはベン・メンデルソーンの悪役なのに小物感が凄いところ。あれはよい。それにしても『ローグ・ワン』以降、悪役多くない?
・私は基本的にSF大好きだし、朝起きたらStar Warsの世界になってないかなって思ってるくらいだ、でもこの『レディ・プレイヤー1』のオアシスの世界観はどうも好きじゃない。だってただの懐古主義なんだもん。
・ヒロインの子が、自分の顔の傷にコンプレックスを持っていて隠しているのに、男の主人公が「受け入れるよ」とか言っていて、都合がよすぎると思う。そのくせ男は自分のアイコンはかなり盛っているんだよ、おかしくない?『ジュマンジ』を見習ってほしい。