@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ヴェノム』

トムハとヴェノムのブロマンス…

 

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『ヴェノム』(Venom)

 

なんていうか予告詐欺というか全然怖くはなかった。ダークヒーローって肩書どこに行ったんだ。『デッド・プール』みたいな映画を目指したのか知らないが、『デッド・プール』のほうがはるかに映画として優れている。しかしこの映画はそれ以上にユーモアにあふれていた。映画の前半は完全にトム・ハーディのアイドル映画で、「こんな俺も見たいだろ?見たことないだろ?」的な感じでトム・ハーディの色んな表情を観ることができる。ヴェノムと融合した後半からは『ド根性カエル』並なドタバタ劇を繰り広げる(ついでにミシェル・ウィリアムズのミニスカートも見れる)。そしてヴェノムとのドタバタ劇が完全にブロマンスだ。ヴェノムがトムハに「俺にはお前が必要だ」と言ったり、トムハがヴェノムに「どうせ俺を捨ててどっか行くんだろ」と言ったり、しまいには「We Are Venom」と言って二人で一人になって完全にブロマンスじゃないか。まあ今のご時世にダークヒーローを描くのは大変だろう、だからこそ流行のブロマンスに乗っかたんだろう(そしてそれで正解だ)。

 

少し気になったけど、『クワイエット・プレイス』同様に宇宙から来た未確認生命体は基本的に高音に弱いということが分かったので、もしものための知識として覚えておく。また最後にウディ・ハレルソンが出てくるんだけど、あれって続編の悪役ってことかい?よくわかんないし、調べる気にもならない(笑)

 

最後に私の批評ポイントから。女性の描かれ方は全く良くない。ブロマンス映画の定番通り、女性はとてつもなく都合のよい役だったのは指摘しておきたい。