@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』

"戦争"についての罪を描いている 『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』(The War with Grandpa) 妻を亡くしたこともあって、エドは娘夫婦(サリーとアーサー)と同居することにした。当面の間、エドは孫のピーターの部屋で暮らすことになったが…

『約束の宇宙』

女性が労働していくうえで出会う苦難を表している 『約束の宇宙』 オリジナル脚本ではあるが、おそらく歴代の女性宇宙飛行士をモデルにしている。監督はアリス・ウィンクールで音楽は坂本龍一である。欧州宇宙機関やJAXAが製作に協力している。 ひとりの女性…

『ザ・スイッチ』

道徳心が貫ぬかれた作品 『ザ・スイッチ』 (Freaky) バーニー・ギャリスは凶暴な殺人鬼であり、「ブリスフィールド・ブッチャー」の通り名で恐れられていた。そんなある日、バーニーが女子高校生(ミリー)を襲撃したところ、凶器に秘められていた魔力が突然…

『アンモナイトの目覚め』

同性愛の映画誕生を純粋に喜んではいけない 『アンモナイトの目覚め』(Ammonite) 1840年代、イングランドのライム・レジス。古生物学者のメアリー・アニングは同地で老母と暮らしていた。若い頃に博した名声はもはや忘れ去られつつある中、メアリーは観光客…

『旅立つ息子へ』

父親と息子である意味がしっかりしている映画 『旅立つ息子へ』(Here We Are) 愛する息子ウリのために人生を捧げてきた父アハロンは、田舎町で2人だけの世界を楽しんできた。しかし、別居中の妻タマラは自閉症スペクトラムを抱える息子の将来を心配し、全寮…

『サンドラの小さな家』

その家が燃えるには訳がある 『サンドラの小さな家』(herself) アイルランドのダブリン。暴力を振るう夫(ゲイリー)から逃れるべく、サンドラは子供2人と一緒に家を飛び出した。ひとまず安宿に身を寄せたサンドラだったが、新居を探そうにも、折からの住宅…

『AVA/エヴァ』

人間味あふれる女殺し屋 『AVA/エヴァ』 恐ろしい暗殺者のエヴァは生き残ることを余儀なくされる。 エヴァ・フォークナー(ジェシカ・チャステイン)は、アルコール依存症から立ち直り、兵士から暗殺者へと転身した女性である。彼女はフランスで、新たなター…

『パーム・スプリングス』

『パーム・スプリングス』(Palm Springs) 2019年11月9日、カリフォルニア州パームスプリングス。ナイルズは恋人のミスティの隣で目を覚ました。その日、2人は知人のタラとエイブの結婚式に出席し、ナイルズは即興でスピーチを行った。そんなナイルズの姿を見…

『ザ・バッド・ガイズ』

『ザ・バッド・ガイズ』 懲役刑のある人間が捜査するという、まるで韓国版『スーサイド・スクワッド』であるが、それより何倍もよく出来た映画だった。笑いと暴力のバランスが良くとれていた。 ちなみにこの映画の裏ボスが日本のヤクザであるが、そのヤクザ…

『レッド・スネイク』

『レッド・スネイク』(Sisters in Arms) クルド人女性の戦闘部隊と言うことで、どうしても同じテーマを扱った『バハールの涙』を思い出すが、『バハールの涙』は従軍記者と言う観客の立場を代弁するかのような人がいたからこそ女性の戦闘部隊と言う存在につ…

『モンスターハンター』

何も感じない映画だった 『モンスターハンター』 ゲームの実写版である。同じゲームの実写映画と言えばソニックがあったが、それよりも本作がつまらない。まあ視覚効果は凄かったしゲームみたいだったが、主人公(白人)が新世界に行ってそこで体験することに…

『僕が跳びはねる理由』

『僕が跳びはねる理由』 自閉症の作家である東田直樹が13歳の時に執筆し、世界30カ国以上で出版されたエッセイ「自閉症の僕が跳びはねる理由」をもとにしたドキュメンタリー。世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して、彼らの…

『トムとジェリー』

トムもジェリーも人間のために頑張る必要ないよ... 『トムとジェリー』(Tom & Jerry) トムとジェリーの実写作品である。どうやってトムとジェリーだけ実写するんだよと思ったが、トムとジェリー含む動物は全員アニメーション表現と言うことで整合性をとって…

『ノマドランド』

どう評価していいか迷う... 『ノマドランド』(Nomadland) 2008年、アメリカの大手証券会社の破綻に端を発する未曾有の経済危機が全世界を襲った。その影響は現役世代だけではなく、リタイア世代にも容赦なく降りかかり、多くの高齢者が家を手放すことになっ…

『テスラ エジソンが恐れた天才』

日本語タイトルを監督が知ったらきっと怒るだろうな 『テスラ エジソンが恐れた天才』(Tesla) 1884年、ニコラ・テスラは雇い主のトーマス・エジソンと対立して職を辞すことになった。エジソンが直流方式での送電システムを構築しようとしたのに対し、テスラ…

『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』

『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』(Bad Reputation) とても面白かった。それにしてもランナウェイズのメンバー不和の原因を作ったのが日本でのプロモーション時の日本メディアが原因らしく、本当に申し訳ない気持ちになった。sorry...

『ミナリ』

良くも悪くも超がつくほどのアメリカ映画だ... 『ミナリ』(MINARI) 韓国系の移民、ジェイコブ・イーは一攫千金の夢を掴むべく、妻(モニカ)と子(デヴィッドとアン)を引き連れてアーカンソー州の田舎町へと移住した。ジェイコブは一から農地を開拓して大農…

『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』

有害な男性性から脱するにはまず失敗を求めること 『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』(The Last Full Measure) ウィリアム・H・ピッツェンバーガーはアメリカ空軍のパラレスキュー部隊に所属し、ベトナムで自軍・友軍の兵士たちを次々と救助し…