『レッド・スネイク』(Sisters in Arms)
クルド人女性の戦闘部隊と言うことで、どうしても同じテーマを扱った『バハールの涙』を思い出すが、『バハールの涙』は従軍記者と言う観客の立場を代弁するかのような人がいたからこそ女性の戦闘部隊と言う存在について色々考えることができるのだが、『レッド・スネイク』はただ復讐譚のようになっている。もちろん復讐譚として物語があっていいと思うが、この映画の背景にあるのがまず、監督が白人女性カロリーヌ・フレストというフランス人(オープンリーレズビアン)であり、フランスの新聞でムスリム諷刺をのせていた新聞社と関係がある方らしく少し背景が怪しい...『ノマドランド』同様に批評しにくい映画だ...映画について調べたいがなにぶんあまり情報がないので、何とも言えない。