@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

午前十時の映画祭13『ジュラシック・パーク 4K』

 

午前十時の映画祭13『ジュラシック・パーク 4K』(Jurassik Park)

生物学者グラントと恋人の古代植物学者サトラーは、大富豪ハモンドコスタリカ沖の孤島に建設した施設に招待される。そこは、最新テクノロジーによってクローン再生された恐竜たちが生息する究極のテーマパークだった。グラントたちは同じく招待された数学者マルコムやハモンドの孫である2人の子どもたちと一緒に、コンピュータ制御された車に乗り込んで島内ツアーに出発。しかし思わぬトラブルが続発し、檻から解き放たれた恐竜たちが彼らに襲いかかる。

監督はスティーヴン・スピルバーグ。出演はサム・ニール(アラン)、ローラ・ダーン(エレン)、ジェフ・ゴールドブラム(マルコム)ほか。

 

 去年観た『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が面白かったのだが、ほとんどオタクに媚びを売りまくった作品で目新しさみたいなものがなく観ていて恥ずかしくなったのだが、その恥ずかしさついてで午前十時の映画祭で『ジュラシック・パーク』が再上映されるのでせっかくだし観に行った。それに4Kレストアで画質がきれいでかつサウンドも良く劇場で観れて良かった。もう自宅で何度も鑑賞したので、面白い点や怖い展開などはお約束だったのだが、それでも興奮するもんだな。本当によく出来ている映画だ。

 

 何度も観たが、再上映で一番感動させられたというか気付かされたのが、映画のラストでアランが救助されたヘリで、恐竜ではなく自然にいる飛んでいる鳥に感動するシーンの意味だ。科学技術で生まれた恐竜に感動しつつ同時にとんでもない恐怖を知ったアランが、ヘリからあの鳥を観た時に自然界にも素晴らしい生き物はいるし、なぜ鳥が恐竜から進化したのかを再確認するシーンだ。また作り物のパークから脱出した自由を祝福しているシーンでもある。こういう科学技術の進化と倫理をテーマにした映画には本当にふさわしいラストだ。(実はこのラストを全て台無しにしたのが『ジュラシック・パークⅢ』なのだが、これはまたそれを再上映で観た時に)