@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』

 

タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』

 ジェームズ・キャメロン監督による「タイタニック」の公開25周年を記念した3Dリマスター版。1912年4月10日、イギリスの豪華客船タイタニック号がニューヨークに向けて処女航海に出発する。出港直前に乗船券を手にした画家志望の青年ジャックは、新天地アメリカを夢見てタイタニック号に乗船、そこで上流階級の令嬢ローズと出会う。2人は身分違いの恋に落ち、強い絆で結ばれていく。しかし出発から4日目の深夜、タイタニック号は巨大な氷河に激突してしまう。

 

 実は私は今までに『タイタニック』を観たことが無く、家で観ようにも上映時間の長さからスルーしていたのだが、せっかくリマスターされた作品が劇場公開される機会は今後絶対ないだろうから、走るように映画館へ向かった。観て本当に良かった。私が観たのはイオンの映画館で平日の昼間だったのだが、とにかく混んでいた。私の田舎のイオンの映画館が洋画で混むのなんて久しぶりだ。これは全国的にも同じ現象だったようで、改めて『タイタニック』の日本人気を再確認した。確か去年あたりに午前10時の映画祭で『タイタニック』が公開されたときはこんなに観客入ってなかった気がするが、ここ数年でなにかあったのですか?『アバター』効果でもなさそうだし、本当に一体何が。

 

 映画の内容は言わずもがなとても良かったのだが、まず恋愛映画というより私はパニックムービーだと思ったし、そっちでの出来も大変良い。氷に激突してからの上流階級や富裕層しか生き残れない非情さとか、船の見た目にこだわりすぎて危機管理能力が欠如してしまったりとか、今にも通じる事柄があまりに多すぎる。またローズの女性映画としても大変意義のある作品だ。特にジャックに応援されながらも強さと賢さを得て行ったり取り戻しっていったりするのところが良い。やはり豪勢な映画でかつ脚本も撮影も優れていると、本当に観ていてありがとうって気分になる。改めて映画館で観れて良かった。