@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』

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『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』

 

国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画41作目。1985年に公開されたシリーズ6作目「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」のリメイク。夏休みのある日、のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひらサイズの宇宙人パピが現れる。パピは、宇宙の彼方の小さな星、ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れて地球にやってきたという。スモールライトで自分たちも小さくなり、パピと一緒に時間を過ごすのび太ドラえもんたち。しかし、パピを追って地球にやってきた宇宙戦艦が、パピを捕らえるためのび太たちにも攻撃を仕掛けてくる。責任を感じたパピは、ひとり反乱軍に立ち向かおうとするが……。

 

 新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて一年以上公開を延期を受けて、ようやく今年に公開された作品である。私は初日には観に行かなかったのだが、公開日に別の作品を観にいったら、本作を観に来たであろう子どもたちが劇場に沢山いて、改めてこのシリーズの人気度と思い知ったところである。

 

 まあ映画本編はよく出来た娯楽映画だし、特に本作はリメイクだったので旧ドラえもん劇場作品ファンも楽しめる内容であった。しかし公開したタイミングが悪かったというか、やはり今戦争の話を映画で観るのは気持ちが進まない。特に今は常にテレビでリアルタイムで戦争の映像が流れているので、本作を観た子どもたちは戦争を娯楽と勘違いしないか心配である。というか本作はのび太たちが子どもながら戦争に勇ましく参加するのが物語のゴールなのでやはり観ていてグロテスクだった。ドラえもん過去作の中でも本作はリメイクする対象作品ではなかったのでは?