『バンバン!』(Bang Bang)
トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演で2010年に製作・公開されたハリウッドのアクションコメディ「ナイト&デイ」をインドでリメイク。謎の怪盗ラージヴィールと、偶然彼に出会った地味なOLのハルリーンは、インドからイギリスに渡ったとされる伝説のダイヤ「コヒヌール」をめぐり、残忍な犯罪組織や国際警察を巻き込んだ争奪戦を繰り広げることに。そしてその過程で、ラージヴィールが抱く真の目的が明らかになっていく。
2014年インド製作。言語はヒンディー語。上映時間は156分。レイティングはG。日本配給はSPACEBOX。
監督はシッダールト・アーナンド。出演はリティク・ローシャン(ラージ)、カトリーナ・カイフ(ハルリーン)。
2014年製作された映画がやっと2023年に日本公開だ。リメイク元の『ナイト&デイ』は1回観たことがあるのだけど、そっちも普通だったが本作も普通だった。というのもヨーロッパでロケハンして大変気前が良い映画だしアクションもミュージカルシーンも面白いのだけど、ギャグが寒いというか、今のインド映画でもさすがにその笑いはしないだろうみたいなセンスで笑いをとってくる。特に酷いのが独身女性イジリだ。あのイジリがなければ普通に面白いのに、勿体無い。しかしリメイク元のアメリカ版も笑えないギャグ満載なのでそこはインド版ばかりをせめても不利かな。