アイス・ロード突き抜けてフュリー・ロードに突入する脚本
『アイス・ロード』(The Ice Road)
カナダのダイヤモンド鉱山で爆発事故が起こり、作業員26人が地下に閉じ込められた。事故現場に充満したガスを抜くための30トンもの救出装置をトラックで運ぶため、4人の凄腕ドライバーが集められる。鉱山への最短ルートは厚さ80センチの氷の道「アイス・ロード」で、スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈んでしまう。地下の酸素が尽きる30時間以内に装置を届けるべく、命がけでトラックを走らせる彼らだったが、事故には危険な陰謀が隠されていた。
正直観るのはスルーしようとしたんですが、劇場で観た予告編があまりも煽り演出で面白くてよくできた予告編で、観に行ってしまった。まあ正直言うと映画としては赤点である(笑) 課題が多いし、この映画より優れたアクション映画はたくさんある。
まあね、ちぐはぐな展開、粗い脚本、地味なアクションは許せる。私は最も許せなかったのは主人公の弟であるガーディを殺したことである。映画の演出上無理やり殺された展開過ぎて、ガーディは車の事故で死んだんじゃない、脚本の暴力で死んだんだ。アイス・ロード突き抜けてフュリー・ロードに突入しそうだ。銀スプレーなくてもヴァルハラにいきそうだった...