ノーラン兄は製作に絡んでないのに、しっかりノーラン兄っぽい作品
『レミニセンス』(Reminisence)
多くの都市が水没して水に覆われた世界。記憶に潜入し、その記憶を時空間映像として再現する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」のニックに、検察からある仕事が舞い込む。それは、瀕死の状態で発見された新興勢力のギャング組織の男の記憶に潜入し、組織の正体と目的をつかむというものだった。男の記憶から映し出された、事件の鍵を握るメイという名の女性を追うことになったニックは、次々とレミニセンスを繰り返していく。しかし、膨大な記憶と映像に翻弄され、やがて予測もしなかった陰謀に巻き込まれていく。
映像は綺麗だし役者の演技もいいと思うし、特にレベッカ・ファーガソンがすごく綺麗だ。またレイトがされてないがヒュー・ジャックマンとレベッカ・ファーガソンの絡みのシーンは結構攻めている気がする。
しかし映画が全く好みじゃない。というか壮大な設定の中に、最後に愛は勝つ的な設定があまり好きじゃない。いかにもノーラン作品っぽくて、ノーラン兄は製作に絡んでないのに、しっかりノーラン作品のようになっている。