一言感想
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
アメリカの今の政治がダメすぎる現状に喝をいれる快作。
普通にドラマ・シリーズを観たくなりました。個人的にはアンチ王室の彼女推しです。
『フォードvsフェラーリ』
非常によくできた作品だと思うが、白人しか出てこないしアメリカ人を美化しすぎのようにも見える。アメリカで大ヒットしたらしいが、なんというかアメリカ人観客の保守精神を刺激し大ヒットしたのかなと思うと複雑である。
『マザーレス・ブルックリン』
途中で寝ていてあんまし覚えてない。ごめん、エドワード・ノートン。それにしても作品としての多様性を確保したいがためなのか、白人男性が主人公の作品の恋人役が最近やたらと黒人女性にしている印象がある。できれば黒人女性を主役にこういう歴史ものの作品が増えればいいと思うのだが。
『パラサイト 半地下の家族』
アカデミー作品賞おめでとう。でも私はあんまり好きではなかった。
『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』
白人男性の地元志向を美化しすぎではないか。ロンドンからやってきた人間や地元パブを売りに出した若者の悪口ばかり言うくせに、自分たちの伝統歌を商業ベースにのせて金儲けをする姿勢には疑問を持たないのだろうか。非常におじさんたちを美化しぐいている。
『リチャード・ジョエル』
女性記者の描写はクソ酷いが、映画としてはまあよくできてる。しかしリチャードも普通のアメリカ人であるということだが、あんなに銃を所持している人間が果たして"普通"なのだろうか。
『ジョジョ・ラビット』
とてもよく出来た反戦コメディ映画だ。とても感動した。でも「味方は日本だけだ
という劇中のセリフにハッとしてしまう。そうだ日本はナチスと同盟を組んだ国であった。それを踏まえると我々はこの映画にかんどうしていいのだろうか。
『ペット・セメタリー』
終盤にとってつけたようなグロ描写がある。あとは普通。
『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』
すげーよく出来た歴史映画だ。しかし私が感動したフェリシティ・ジョーンズの役柄は映画としての脚色らしい。映画の功罪、おそろしい
『キャッツ』
いわれているほど悪くない映画であった。探せばこの映画よりひどい映画はたくさんある。しかし画面がゴチャゴチャして非常に見にくい映画だ。その辺を考慮しても、やはり悪くない作品だと思うのだが...
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
EUパワーを感じる映画だ。そして犯人と計画犯がイギリス人であるところがなんとも。しかし英国人の暴走に他の国の人が巻き込まれるのなんてまさに...
#metooについてトンチンカンな発言したテリー・ギリアムの映画を観るなんて癪に障るが、ジョナサン・プライスとアダム・ドライバ-が共演ということで観に行ったが、ところどころある人種ジョークが全く笑えず..この映画のようにテリー・ギリアムももはや現実世界で起こったいることなんてどうでもいいのだろうね。いいよ別に、ずっと空想の世界で生きていればいいさ。堂々と白人男性の特権をいかして生きていればいい、その代わり私はずっとお前を批判し続けてやるからな
『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』
テリー・ギリアムとは対称的なのがこのお方、ライアン・ジョンソン。『最後のジェダイ』で見せた優しさを今作ではいかんなく発揮している。そうだ何より我々が大切にしなくてはいけないのが優しさなのだ。おい、トッド・フィリップス、聞いてるか?
『バッド・ボーイズ フォー・ライフ』
ごめん、こんなドンチャン騒ぎの映画なのに私は寝てしまった。