前作と比べるとキレが落ちたように感じるが、やはり面白い映画である。今作はおじいちゃんと友情に焦点が当てられてのでみんな大好きベサニーの活躍が少なかったのが惜しい。
『家族を想うとき』
ケン・ローンチ監督の前作『私は、ダニエル・ブレイク』同様に、監督の現代を見つめる目は厳しい。なんと心苦しい映画だろう。
『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』
私はSWの大ファンだが、SWを荒らすような有毒なファンにはなりたくないと思っていた。しかし今作をみてそんな考えは吹き飛んだ。正直、最後のキス・シーンと血統オチが嫌すぎてこのまま帝国軍のストームトルーパーになってJ・エイブラハムを撃ち殺しそうな勢いだ。
『テッド・バンディ』
今作はテッドの犯罪の被害者の尊厳を極力失わないように努力して作られている。おてもよかったのだが、最後のほうのセックス・シーンは蛇足ではないだろうか。
『存在のない子供たち』
今年のベスト。広く観られて欲しい作品だ。
『燃えよスーリヤ!』
こういうタイプのインド映画もあるのだなと思った。基本的には面白い。