@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『トランスフォーマー ビースト覚醒』

 

トランスフォーマー ビースト覚醒』 (Transformers: Rise of the Beasts) [2023年アメリカ]

 

オプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが地球に来て間もない1994年。あらゆる星を食べ尽くす、惑星サイズの規格外な最強の敵「ユニクロン」が地球を次の標的に動き出した。この未曽有の危機に立ち向かうべく、プライムは仲間たちを集め、意図せず戦いに巻き込まれた人間のノアとエレーナ、そして地球を救う新たな希望であるビースト戦士たちとともに立ち上がる。監督はスティーブン・ケイプル・Jr.。出演はアンソニー・ラモス、ドミニク・フィッシュバックほか。

 

 このシリーズの熱心なファンではないが、前作の『バンブルビー』が凄く良くて本作もそれなりに楽しみにしていた。とりあえず俗物としてのトランスフォーマーが帰ってきたというか、全体的にストーリー展開が雑過ぎて驚いた。それなのに主人公の地球を救いたい思いがオクティマスの思いと雑にマッチさせる強引さ。監督が変わるって本当に作品全体の印象をがらりと変えさせるんだね。勉強になったよ。あと本作の雑さを観たら、マイケル・ベイ監督がなんであんなに非難されるのか分からなくなった、エンドロールで名前が出てきたときは拍手したくなったよ。

 

 というか本編で前作のメインキャラであるバンブルビーが死んだとき、明確に前作の良さを一緒に殺してやるみたいな製作側のメッセージも感じたりして、笑ってしまった。ただアクションというかラストのみんなで一気に戦うシーンは興奮したし(昔からこういうシーンに弱い、というかこういう層がこの映画を褒めているのだろう)、『アベンジャーズ』みたいだなと思ったら、空の宇宙船みたいなところから敵が次々に出てくるし、最終的に主人公がアイアンマンみたいな恰好で戦うし、あー隠していないんですねって感じだ。それ以外もインディ・ジョーンズ?ET?みたいなセリフも出てきて隠す気はないそうだ。その餌食になったのがマーク・ウォールバーグだけど、あのイジリはしていいのか?シリーズを続けようというよりかは、もう終わらせようとしているのは伝わってきた。

 

 こんなにめちゃくちゃだけど、セリフがある人間はほとんど非白人で、トランスフォーマーだからこそできるなと思った、究極みんな人間のことなんて興味ないでしょ。少なくとも私は興味ないぞ。