@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ミスター・ガラス』

ヒーローはいる

 

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『ミスター・ガラス』(Glass)

 

 『アンブレイカブル』(2000年)と『スプリット』(2016年)に続く続編。正直『アンブレイカブル』に関して内容を憶えてなく、とりあえず気合で本作を観賞した。

 

 全編にわたってヒーローというか、特別な能力を持つ者は迫害にあっている。これは『X-MEN』シリーズにも通ずる内容であるが、それとは違ってかなりリアルである。映画の中も基本的にはどこかの病院が舞台で、全体的にそこから動いていない。(アクションも地味) かなり低予算で作られているが、映画のメッセージ自体が「ヒーローは存在する」という名目でそれを周りに知ってもらうためという内容であった。(アクションは肝でない) しかし、もし普段の生活でこの映画に出てくる能力を持った人々がいたら、この映画のように迫害されるであろうし、現実はマーベルとはえらく違うであろう、そう意味でこの映画はかなりリアルだ。また派手さは無いが、そのぶん役者がとてもいい演技をみせてくれます。特にジェームズ・マカヴォイはかなり健闘しています。

 

 私もかなりこの映画が好きになったし、本国アメリカでもヒットしているそう。これを機にシャマラン・ユニバースの続編を待ちたいところ。

 

 最後に一応指摘しておくと、『スプリット』で監禁され何とか抜け出し、同時に叔父からの暴力からも逃れたケイシー(アニャ・テイラー)は、今作も登場するがなぜかケビンも心配する役柄であるが、ちょっと都合がよすぎではないかと思った。