@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『マッシブ・タレント』

 

『マッシブ・タレント』(The Unbearable weight of Massive Talent)

ニコラス・ケイジが現実のケイジ自身を彷彿させる、どん底の俳優を演じたアクションコメディ。かつて栄華を極めながらも、今では多額の借金を抱えるハリウッドスターのニック・ケイジは、本業の俳優業もうまくいかず、妻とは別れ、娘からも愛想をつかされていた。そんな失意の中にあったニックに、スペインの大富豪の誕生日パーティに参加するだけで100万ドルが得られるという高額のオファーが舞い込む。借金返済のためオファーを渋々受け入れたニックは、彼の熱狂的なファンだという大富豪ハビと意気投合し、友情を深めていく。そんな中、ニックはCIAのエージェントからある依頼を受ける。それは、ハビの動向をスパイしてほしいという依頼だった。CIAはハビの正体が、国際的な犯罪組織の首領だと踏んでいたのだ。

監督はトム・ゴーミカン。出演はニコラス・ケイジ(ニック)、ペドロ・パスカル(ハビ)ほか。

 

 短い感想。WOWOW視聴者である私にとってニコラス・ケイジは別に落ちぶれているイメージが全くなくむしろ年間に3~4本ほど出演作を観ているような気がするが、それでも世間的には落ちぶれているイメージで本作が復帰作ということになっているらしい。全体的に面白いが個人的にはもう少しギャグが盛り込んであってもいいかな。また妻子がニックと関係を修復したいと思っている設定も都合が良すぎるが、おそらく本作で何度も言及される『パディントン2』というセリフをより強い意味で持たせたかったがための設定だと思う。『パディントン2』推しの監督とは大変意見が合いそうだ。実際に『パディントン2』は名作だし批評的にも実際そうだ。またこの映画を観ながら、「もし私がこの監督で他の俳優を題材にする」としたらブルース・ウィルスかな。ブルース・ウィルスの繊細な演技が私は大好きなので。