@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『シング・フォー・ミー、ライル!』

 

『シング・フォー・ミー、ライル!』(Lyle, Lyle, Crocodile)

アメリカの児童文学作家バーナード・ウェーバーの名作絵本「ワニのライル」シリーズを実写映画化したミュージカル。ニューヨークの古びたペットショップを訪れたショーマンのヘクターは、奇跡のような歌声を持つ小さなワニのライルと出会う。ヘクターはライルを相棒にしようとするが、ライルのステージ恐怖症が判明すると、ヘクターはライルを残して去ってしまう。それから長い月日が経ったある日、ライルが隠れ住む家に少年と家族が引っ越してくる。傷つき歌うことをやめていたライルは少年との出会いをきっかけに再び歌い出し、歌を通して少年と心を通わせていく。

監督はウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン。劇中曲の作詞作曲をベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。出演はハビエル・バルデム(ヘクター)、ショーン・メンデス(ライル)。コンスタンス・ウー(ミセス・プリム)、ウィンズロウ・フェグリー(ジョシュ)、スクート・マクネリー(ミスター・プリム)ほか。

 

 もう予告編の段階から嫌な感じを感じていたので、あらかじめ予防しながら鑑賞できた。やはり好きじゃないというか、ライルとヘクターの関係が崩壊し反省し修復」したのに、結局ラストはまた他の動物を搾取しようと息巻いた感じであまり反省していない様子でもうこの映画はそういう倫理観でこの映画を観るなと言わんばかりである。ところどころも詰めが甘くて、それでも好きじゃないが度を越えてきてあまり気にならない。

 

 「なんか内容はつまらないけど、歌は良いよね」みたいなところにも終着しないというか。たぶんライルの歌声がファルセットで聞かせてくる感じで、やはり第一印象でみんなを驚かせるタイプのシンガーなら、張り上げて歌うソウルシンガーを起用したほうが良かった気がする。それでもショーン・メンデスのようなファルセットで歌うワニという設定なら自分で作詞作曲してギターを弾くシンガーソングライター的な役柄の方が説得力あったと思う。