@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『呪呪呪 死者をあやつるもの』

 

『呪呪呪 死者をあやつるもの』(The Cursed: Dead Man's Prey)


 閑静な住宅街で凄惨な殺人事件が発生。被害者の傍らに横たわっていた容疑者らしき死体は、なぜか死後3カ月が経過していた。そんな中、ジャーナリストのジニが出演するラジオに、犯人を名乗る男から電話が掛かってくる。男は自分が死体を操って被害者を殺したと告白。ジニは警察と協力して事件の調査を進めるうちに、ある大企業の陰謀が関係していることに気づくが、強大な呪いによってよみがえったゾンビ集団が「3つの殺人」を果たすべく襲いかかってくる。ジニは旧知の呪術師ソジンとともに、ゾンビ集団とその黒幕に立ち向かうが……。

 2021年、韓国製作。言語は韓国語。上映時間は110分。レイティングはG。日本配給はハピネットファントム・スタジオ。

 監督はヨン・サンホ。出演はオム・ジウォン(ジニ)、チョン・ジソ(ソジン)。

 

 簡単な感想。新感染のヨン・サンホ監督だから、それだけで観にいこうと思い立ったため、なんの前情報を入れずに観ていたのだが、どうも話のテンポやら登場人物の関係などがもうすでに知ってますよね?的な展開で進んでいくの、「もしかしたら」と思ったら、案の定調べてみると本作はすでにドラマシリーズである作品の映画だ。

 

 それでも全く飽きずに観ることができるし、さすがヨン・サンホ監督でゾンビが襲ってくるアクションなんて本当に見物だと思う。ジニとソジンの関係も海を越えるシスターフッドで大変すばらしい。その二人に反比例するようにあの企業の女性専務の描き方は悪かった気がする。

 

 また本作は大企業の違法な人体実験を告発する映画であり大企業の不正をただす映画でもあるが、今年観た『非常宣言』でも同様だが、大企業の闇を告発するのは韓国映画の永遠のテーマだなと改めて思った。