『バッドガイズ』(The Bad Guys)
天才的スリのウルフ、金庫破りのスネーク、変装の達人シャーク、肉体派のピラニア、天才ハッカーのタランチュラの5人による怪盗集団・バッドガイズ。これまで派手な盗みを次々と成功させてきた彼らは、伝説のお宝「黄金のイルカ」を狙うが、あと一歩のところで失敗してしまう。逮捕された5人は街の名士マーマレード教授の指導のもと、彼らを「グッドガイズ」に変える実験に参加させられることに。協力すると見せかけて裏をかき、史上最大の犯罪を企むバッドガイズだったが……。
すごく簡単な感想。アニメがとにかく綺麗だけど、動きが『ルパン三世』みたいでそのうちルパン三世のテーマが流れるんじゃないかと思いながら観てました。人間たちの中にいるネガティブな意味合いがある動物や魚や虫たちが、実は良い奴で、人は見かけによらない、見た目で判断してはいけない、でも善行は良いことだ、みたいな話で限りなくどこかで観たことあるような話を組み合わせたようだが、これをきっかけにそういうメッセージに触れることができればとても意味のある作品だと思う。(アニメーション映画なのでメインターゲットは子どもだろうし) またこういう人は見た目に寄らない、良いことだろうが悪いことだろうがやる奴はやるみたいな話は明らかかに『ズートピア』の影響かな。