@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『マーベラス』

 

マーベラス』(The Protege)

復讐に燃える暗殺者や護衛のプロフェッショナルなど、裏社会で自身の美学に従って生きる者たちが、さまざまなスキルを駆使して戦いを展開するアクション。裏社会で長年トップクラスの暗殺成功率を誇り、親子のような絆で結ばれていた師弟コンビ、アンナとムーディ。ある日、ムーディが無残に殺され、アンナは復讐に乗り出す。そんな彼女の前に、ターゲットの護衛を請け負ったプロのセキュリティ、レンブラントが現れる。レンブラントは敵対関係にあるアンナに対し、すべてを見通しているかのように柔らかな物腰で迫るなど、うかがい知れない魅力を持っていた。復讐の暗殺者と完璧な護衛者、プロフェッショナルたちがそれぞれのプライドを懸け、知力、魅力、殺しのスキルを駆使した戦いを繰り広げる。

 

 まあかなりハードルを下げたまま観たのも影響してか、かなり面白かった。サミュエル・L・ジャクソンの煽り言葉、マギー・Qマイケル・キートンのアクションだけでも十分見ごたえあるのに、脚本もユーモラスで面白いしテンポも良い。

 

 かなり笑えたのが、レンブラントがアンナを追いかける過程で殺意が愛に代わり、とうとう怒涛のアクションの途中で「そろそろ決めてくれ、Kill Me or Fuck Me」というセリフのあと本当にFuck Meするのであある。ごめん、かなり爆笑した。このFuck Meをマイケル・キートンが言うのが大変重要である。

 

 しかし映画のラストにアンナの辛い過去が暴かれるシリアスなシーンがあるのだが、ああいう過去があるのなら劇中でユーモアあるセックスのシーンは蛇足じゃないかな。もしくはこのシリアスなシーンを消すとかの方がよかったかも。