@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ラ・ヨローナ 泣く女』

前半でピークを向かえる...

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『ラ・ヨローナ 泣く女』(The Curse of La Llorona)
 

 毎度おなじみジェームズ・ワン製作のホラー作品。やはり毎年一回は劇場で観ないと(笑)正直言って去年の『死霊館シスター』のほうが何倍もちゃんと作っていたし、メッセージ性も高かった。
 

 『ラ・ヨローナ』はだ夫に浮気させ逆上して自分の子ども殺して霊になった原因から、女性が男性に仕返しする幽霊という設定すればよかったのではないかと思うが、そこがあまりに機能していなく、男女関係なく襲う幽霊になっており、それはミソジニックな印象を受けるので、男性だけやお小さい男の子のみを攻撃する幽霊という設定で改善したほうが良かったのではないか?
 

 あと映画の前半はちゃんと作ってあり、ホラー映画としても面白いのに、後半は幽霊との戦いと対策が話のメインになり若干興ざめする。このへんもう少し作り直すべきだ。
 

 女性が主役でかつじキャスティングも多様だった。また映画全体でも女性がよくしゃべる。『シンプル・フェイバー』『グリーン・ブック』『ハンターキラー 潜航せよ』と立て続けに出ていたリンダ・カーデリーニがとにかく良い。彼女の主演作を観れてよかった。
 

 ちなみにアンナはケースワーカーで主に虐待の案件を扱っている仕事であったが、虐待の事実が見つかってからケースワーカーが動くまでがとてもリアルだった。こういう映画でケースワーカーの重要性を教えてくれる作品は大変貴重であると思う。