『シャザム! 神々の怒り』(Shazam! Fury of the Gods)
古代の魔術師より6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授かった少年ビリーは、魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」と唱えると、超絶マッチョな最強ヒーローのシャザムに変身する。しかし、見た目は大人でも中身は子ども、ヒーローとしても半人前のシャザムは、大人の事情が理解できずに神々を怒らせてしまい、その結果、最強の神の娘たち「恐怖の3姉妹」がペットのドラゴンを引き連れて地球に襲来。未曽有の危機を前に、シャザムは世界のためではなく、ダメな自分を受け入れてくれた仲間のために立ち上がるが……。
監督はデビッド・F・サンドバーグ。出演はザカリー・リーバイ、ヘレン・ミレン、ルーシー・リュー、レイチェル・ゼグラー。
ちょっと最近SNSでザカリー・リーバイの過去のおおよそ褒められたもんじゃない発言や言動が話題になり、驚くほど冷めた状態での本作鑑賞だが、まあそこそこ楽しかったかな。(DCは問題児ばかりだが大丈夫なのか) でもやはり前作ほどの心揺さぶられる何かは少なかったような。やっぱりビリーの成長メインの話の方が『スパイダーマン』みたいで楽しかった気がするので、本作はビリー周囲の話にどうしてもなってしまい、そこが私が求めるモノではなく。まあ笑えるところはたくさんあるのだけど。