@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

2019年3月に鑑賞した映画感想まとめ:『ROMA/ローマ』『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』『運び屋』『キャプテン・マーベル』『スパイダーマン・スパイダーユニバース』『グリーンブック』『バンブルビー』『レゴ(R)ムービー2』『ダンボ』『ウトヤ島、7月22日』

『ROMA/ローマ』

 非常に美しく撮られている映画で是非カラーでも鑑賞したい作品である。しかし話の内容が好きではない、というか自分の幼少期の体験を美化しすぎだと思う。この作品が褒められて『グリーンブック』が偽善的だとか批判されれるのは割に合わない。

 

ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

 歴史叙事ものとしては珍しく女性が二人主人公でなおかつ配役されている役者の人種が豊かで登場人物にはゲイも登場する。しかし多様性を描くにはあまりにも当時の英国の歴史が冷たすぎる。観ていてこんなにつらい気持ちになったのは久しぶりだ。

 

『運び屋』

 あのね、おじいちゃん。自分の娘や孫よりも年下の女性とセックスしまくってる父親や祖父なんて、普通超きもいの。裁判所で許すほどやさしくないの。それが普通なの。もうちょっと勉強してください。映画としては最悪です。つまんないです。反省としてイーストウッド監督には『チェンジリング』や『ミリオンダラー・ベイビー』など女性を主人公に作品を作ってください。そしたらおじいちゃんのこと、少しは許します。

 

キャプテン・マーベル

 "証明する必要なんてない" そうこの一言に尽きる。キャプテン・マーベルは本当に我々に大事なことを伝えてくれた。ありがとう。マーベルで一番好きなヒーローだよ。キャロルが力を覚醒した時にNo Doubtの「Just a Girl」を選曲したそこのあなた、天才です。

 

スパイダーマン・スパイダーユニバース』

 アニメ描写がかなり複雑で鑑賞していてかなり疲労するが、話の内容も一人の黒人少年がスパイダーマンになっていく姿をとても良かったし、仲間も一人残らず最強で良かった。しかし日本人のスパイダーマンが制服少女で高い声で早い口調で話すのは、あまりもアジア系女性へのステレオ・タイプだろう。

 

『グリーンブック』

 鑑賞前からホワイト・セイバーの話であると批判がある状態で観ていたので、私の感想も全くその通りである。しかしこの映画は音楽映画としても優れていることはちゃんと褒められるべきだ。それでもはやりきれいごとのようにみえる。物語には決してならないが、最初から黒人差別をしないトニーの奥さんのほうがよっぽどいい人ではないか。

 

バンブルビー

 あのトランスフォーマーシリーズとしては群を抜いてよくできていたと思う。音楽も青春映画の雰囲気も全てが良かったが。特筆すべきはやはり主演のヘイリー・スタインフェルドだろう。彼女がいるだけで映画がひきしまる。

 

『レゴ(R)ムービー2』

 毎回最高に笑わせてくれる貴重な作品だ。引き継づき続編を期待する。そしてキャッチー・ソングも。

 

『ダンボ』

 映画としても中途半端だったが、ダンボを実写化というより全く別の映画すぎて、批判する気にもならない。

 

ウトヤ島、7月22日』

 あのね別に映画でテロを実体験したい人なんていないの。この映画は一体何を伝えたいの?よく作ったね。本当に不快な気分になったよ。間違いなく今年のワーストですね。