@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ザ・ガーディアン/守護者』

 

『ザ・ガーディアン/守護者』 (A Man of Reason) [2022年韓国]



殺人罪で懲役10年の刑に服したスヒョクが出所の日を迎えた。忘れられずにいた恋人のもとを訪れたスヒョクは、彼女との間に女の子が生まれていたことを知る。所属していた犯罪組織との縁を切り、家族のために生きようとするスヒョクだったが、ボスの怒りを買ってしまい、組織が雇った殺し屋に元恋人を殺されたうえ、娘を人質に取られてしまう。最愛の娘を守るため、スヒョクは再び暴力と謀略に舞い戻る。監督&脚本&主演はチョン・ウソン(スヒョク)。出演はキム・ナムギル、パク・ユナほか。

 

 『ハント』でイ・ジョンジェが監督兼脚本兼主演していたけど、チョン・ウソンも同じく監督兼脚本兼主演が出来てしまうのか。韓国映画界の強さを凄く感じるけど、もしかしたら二人ともアクションスターでもあるし、アクションする人は昔から監督もする人が多いので、映画製作しやすいのかな。

 

 比べて申し訳ないのだが、『ハント』と比べると圧倒的に脚本がつまらなくて、かなり俳優の演技とスター性に頼っている気がした。特に今どきスヒョクの妻が冷蔵庫に入って(=死んで)、一人娘が誘拐されてそれを助けるために男が最後の戦いに挑むみたいな映画はたくさんあって(逆に男が戦う理由はそれぐらいしかないんだろう)、それらの映画とプロットがほぼ変わらず、かつやたらシリアスなので正直本当につまらなかった。それに登場人物の行動も突拍子の無いものが多くて、これは一体何のシーン何だろうと思うことが多かった。

 

 ただチョン・ウソンは凄く良かったので(自分で監督して主演してるんだから当たり前だ)、チョン・ウソンのアイドル映画としてなら合格点だろう。私はチョン・ウソン長谷川泰三に雰囲気が似ていて好きなので、アイドル映画としての私の合格点は達成されたので、そこだけ見れば満足だった。