@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『M3GAN ミーガン』

 

『M3GAN ミーガン』(M3GAN) [2023年アメリカ]

 

おもちゃ会社の研究者ジェマは、まるで人間のようなAI人形「M3GAN(ミーガン)」を開発している。ミーガンは子どもにとっては最高の友だち、そして親にとっては最大の協力者となるようプログラムされていた。交通事故で両親を亡くした姪ケイディを引き取ることになったジェマは、あらゆる出来事からケイディを守るようミーガンに指示する。しかし、ミーガンの行き過ぎた愛情は思わぬ事態を招いてしまう。
監督はジェラルド・ジョンストン。出演はアリソン・ウィリアムズ(ジェマ)、バイオレット・マッグロウ(ケイディ)ほか。

 

 アメリカでえらくヒットしたそうだ。それも納得のミーガンのキャンプさで、ネットを中心に火が付いたのは必然だっただろう。全体的には面白かった。また家族の話としてもしっかりしており、特に親を亡くした子供の心情に寄り添って作られていたと思う。

 

 まあ人工知能が人類を襲う系映画はありふれていると思う。私がすぐに思いつく作品は『2001年宇宙の旅』だが、乗組員を全員殺したHALLと比べると、『M3GAN ミーガン』のほうが保守的というかぬるい気がした。まあアリソン・ウィリアムズがミーガンに殺させるにはもったいないくらい魅力的な役者なので、納得のオチと言えばそうなんだが。

 

ブラムハウスはかなりとがった制作会社だと思うし、これからもそのとがった姿勢を貫いてほしいと思うのだが、アジア系の登場人物が嫌な殺され方をされることが多いので、改善するかアジア系が主人公の映画を作って欲しいと思う。