@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ベイビーガール』

 

『ベイビーガール』 (Babygirl) [2024年アメリカ]

 

ニューヨークでCEOとして成功を収めたロミーは、舞台演出家の夫ジェイコブや子どもたちに囲まれ、誰もが羨むような生活を送っていた。ある時、ロミーはインターンの青年サミュエルから目が離せなくなる。サミュエルは彼女の中に眠っていた欲望を見抜いて挑発を仕掛けてくる。行き過ぎた駆け引きをやめさせようとサミュエルに会いに行くロミーだったが、逆に主導権を握られ、2人のパワーバランスは逆転していく。監督はハリナ・ライン。出演はニコール・キッドマン(ロミー)、ハリス・ディキンソン(サミュエル)、アントニオ・バンデラス(ジェイコブ)ほか。

 

 けっこう独立系だけと王道の映画を作るA24にしてはけっこう攻めた感じの映画であるが、今までニコール・キッドマンが男性監督たちの作品に出演してきたセクシー系作品を、自身がプロデュースして女性監督と作ったら...みたいな感じの作品である(『誘う女』とか『アイズ ワイド シャットとか』)。CEOがインターンの青年に手を出すのはどうなんだ的な倫理観を試してくるのだが、そもそもサミュエルが自分がインターンでむしろCEOのロミーのほうが告発されたら弱い立場になるだろうということを「わかっている」ふうなので(ある意味これはすごく映画的だと思うが)、あまり気にならない。このへんは巧みだなと思った。

 

 それに犬をなだめるサミュエルを見て欲情するロミーの図とか、日本版ポスターの「昼はCEO、夜は犬」というキャッチコピーなど、エロチックだけど少しヘンテコで笑ってしまう。それにロミーの夫はあのアントニオ・バンデラスであるし、正直その人生の何が不満なんだと思うし、大企業のCEOでとんでもない金持ちの相手に何か共感もわきにくいので、完全に別世界の人々が出てくる映画って感じだった。