@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

午前十時の映画祭14『雨に唄えば』

 

午前十時の映画祭14『雨に唄えば』 (Singin' in the Rain) [1952年アメリカ]

 

無声映画からトーキーに移行し始めた頃のハリウッド。人気スターのドンとリナは何度も共演し結婚を噂される間柄だが、ドンはつけ上がった態度のリナに愛想を尽かしている。そんなある夜、ドンは歌も踊りも上手い新進女優キャシーと恋に落ちる。その後、ドンとリナの新作がトーキーで製作されることになるが、リナの致命的な悪声のために不評を買ってしまう。そこでドンはリナの声をキャシーに吹き替えて製作することを思い立つ。監督はジーン・ケリースタンリー・ドーネン。出演はジーン・ケリー(ドン)、デビー・レイノルズ(キャシー)、ドナルド・オコナー(コズモ)、ジーン・ヘイゲン(リナ)ほか。

 

 午前十時の映画祭で本作が上映するの「何回目だ」という感じだが、でもそれくらいみんなに愛されているミュージカルということだ。私もベストに入るし、なんせこのブログのプロフィール写真は本作のジーン・ケリーだ。ただ本作を観る前に、数年前に公開された『バビロン』のおかげで映画への解像度がかなり高かったので、不本意ではあるがデミアン・チャゼルには感謝したい。

 

 歴代でも屈指の耳に残る楽曲たち、途方もないレベルのキラキラしたダンス、キャンプな世界観、ジーン・ケリーのこれでもかというような魅力とダンス、ハリウッドの虚栄と名声をいい感じに風刺した脚本、やはり本作はMGMミュージカルの総決算なんだなと改めて感じた。1952年の時点でこういう映画が作られてしまったのだから、これ以降のショービズやハリウッドを描いたミュージカルが霞んでしまうのもある意味で仕方がないんだろうな。