@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『355』

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『355』(The 355)

 

格闘術を得意とするCIAのメイス、トラウマを抱えるドイツ連邦情報局のマリー、コンピューターのスペシャリストであるMI6のハディージャ、優秀な心理学者であるコロンビア諜報組織のグラシー、中国政府で働くリン・ミーシェン。秘密兵器を求めて各国から集まった彼女たちは、ライバル同士だったが互いの手を取り、コードネーム「355(スリー・ファイブ・ファイブ)」と呼ばれるチームを結成。世界を混乱に陥れるテクノロジーバイスの利用を画策する国際テロ組織を阻止するべく立ち上がる。

 

 正直最初はスローテンポでかなり退屈でこのままの感じで進んでいくのかと心配していたが、ストーリーが進んでいき登場人物たちが追い込まれていき、仲間として協力していくようになるとどんどん面白くなっていく。特にモロッコでのスパイ行動のシーンは最高であった。メイスとマリーがとんでもない力量で他人の力なんて信じない的な雰囲気で人を殺していくのに、グラシーとハディージャの金言はちゃんとしっかり聞き入れるシーンとかバディアクションムービーとして百点だった。

 

 5人ともカッコイイし(まあ物語の比重がメイスとマリーに偏っている気がするし、リンなんて本当に最後の方に出てきて少し都合が良すぎる)、特にマリー演じるダイアン・クルーガーには痺れる...メイス演じるジェシカ・チャスティンも良い。『AVA/エヴァ』で一人孤独にスパイ?というか殺し屋をジェシカは演じていたのだが、その役にもう一人仲間がいればいいなと思っていたので『355』ではちゃんと仲間に囲まれていたので安心した。