人類が地球以外の惑星に移住し、宇宙帝国を築いていた西暦1万190年、1つの惑星を1つの大領家が治める厳格な身分制度が敷かれる中、レト・アトレイデス公爵は通称デューンと呼ばれる砂漠の惑星アラキスを治めることになった。アラキスは抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の生産地であるため、アトレイデス家に莫大な利益をもたらすはずだった。しかし、デューンに乗り込んだレト公爵を待っていたのはメランジの採掘権を持つハルコンネン家と皇帝が結託した陰謀だった。やがてレト公爵は殺され、妻のジェシカと息子のポールも命を狙われることなる。
あまりに大好きな作品だったので2回も劇場で鑑賞してしまった。 ちょっと冷静になれない&書きたいことがたくさんあるので箇条書きで。
・まずビジュアルが超好みでした。視覚効果や美術がとにかく良い。壮大なストーリーで呆然としてしまうが(2回目鑑賞した時はかなり丁寧に細かく説明してくれてくれる映画だと気づきました)、それでもちゃんと理解できるし、それでも説明しすぎず余韻とか観客に想像させる余地をしっかり作ってくれて、これぞ私が好きな映画スタイルがとにかく詰まっている。
・話が複雑そうに見えて、王宮の群像劇という結構シンプルな話で、それでいてキャストたちがそれにちゃんとはまった演技をしている。キャストは全員イメージの良さで選ばれたんですか?と言いたくなるくらい、みんなの推しが出ている(笑)