@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ジャドウズ・エッジ』

 

『シャドウズ・エッジ』 (捕風追影 The Shadow's Edge) [2025年香港・中国]


マカオの街で、神出鬼没のサイバー犯罪集団による巧妙な強奪事件が続発。監視システムも乗っ取られ捜査に行き詰まった警察は、切り札として、すでに現役を退いた追跡のエキスパート・黄徳忠に協力を依頼する。警察の若き精鋭たちとチームを組んだ黄徳忠は、昔ながらの捜査術と最新テクノロジーを駆使し、「影」と呼ばれる元暗殺者が率いるサイバー犯罪集団を追う。監督はラリー・ヤン。出演はジャッキー・チェン、レオン・カーフェイ、JUN、チャン・ツィフォンほか。

 

 また当局の警察のプロパガンダかと思いつつ、めちゃくちゃ面白いアクション映画だった。流れが完璧というか、強いヴィラン出現→警察負ける→引退した元警察が参戦する→部下たちと元警察の友情はぐくむ→潜入捜査→ヴィランの内幕が描かれる→ボロボロになっても再びヴィランと対峙がかなり巧み。この抗えない魅力は『トップガン:マーヴェリック』を観た時以来だ。

 

 やたら本作の影が濃いヴィランの造詣が良かった。最後まで本当に行動が読めなかった(ただ仮想通貨を扱えなくて現金派というのは妙に説得力があって笑ってしまった)。それがあっての疑似親子の潜入捜査だから、きっとあの娘さんに言っている言葉は嘘偽りのない彼の真実なんだろうね。それが観客だけに理解できるという映画の構造も見事だった。

 

 本当にあの微妙な『ライド・オン』の監督とは思えないくらい、本作でかなり化けたと思う。『ライド・オン』でも「憧れのジャッキーさんが僕の映画に出てくれた」感がひしひしと伝わってきたが、本作でもしっかりエンドロールで「僕の憧れのジャッキーさんっ!」が出ていて大変素晴らしいと思う。