@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』

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ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(The Boss Baby: Family Business)

 

ボス・ベイビーと兄ティムが繰り広げた、赤ちゃんvs子犬のバトルから30年。ボス・ベイビーは今や正真正銘のエリート社長、一方のティムは2人の娘を育てる専業主夫となり、別々の人生を歩む兄弟はすっかり疎遠になっていた。ある日ベイビー株式会社に、悪の天才博士が世界征服を企んでいるという情報が入り、再びボス・ベイビーとティムの力が必要となる。その任務を伝えるため2人の前に現れたのは、新たに「ボス・レディ」に任命されたティムの娘ティナだった。ボス・ベイビーとティムは世界中の赤ちゃんを洗脳しようとする博士の計画を阻止するべく、スーパーミルクで赤ちゃん返りして潜入捜査に乗り出すが……。

 

 字幕版で見ようとしたけど、本家の声を務めているアレックが現在映画の撮影現場で起きた事故について渦中の中にいる方なので、彼の声を聞く気になれず不本意だが日本語吹き替えを観に行った。まあストレスは特になく最後まで集中して観ることができた。日曜日に観に行ったのだが、観客のほとんどが子供連れや中学生か高校生かのグループで、響く層にちゃんと響いて良かったなと思った。そのなかでガチガチの大人が一人で観に行くという…

 

 前作から登場人物は成長しており、ティムは家庭人である。あとちゃんとクリスマス映画のような景気の良さが随所にあってそれも良かった。カーアクションシーンとか、ミュージカルシーンとか、スパイ映画のアクションとか。

 

 嫌みがないゲイジョークがいくつかあった。あまりに直接すぎる表現だがおりゃぶりをしゃぶれとティムとが言い合うシーンを、そして赤ちゃんに戻るシーンで流れる曲がなんとロッキー・ホラー・ショーのTime Warp Againである。製作陣にこの映画が好きな人がいるのかな(笑)かなりいい趣味してるぞ、しかもこんな家族向け英語で挿入するなんて。

 

 ただし家族規範が強過ぎるというか、結果的にヴィランの博士も最後は家庭に帰っていくシーンがあって、結果的に家庭を神聖視過ぎているような。だったら大人になって大成功した が家実はゲイだったみたいな設定があってもいい気がする。ただのゲイジョーク満載にするだけじゃなくてさ。