GB19940919’s diary

GB20th(https://twitter.com/GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『犬王』

 

『犬王』

 

京の都・近江猿楽の比叡座の家に、1人の子どもが誕生した。その子どもこそが後に民衆を熱狂させる能楽師・犬王だったが、その姿はあまりに奇怪で、大人たちは犬王の全身を衣服で包み、顔には面を被せた。ある日、犬王は盲目の琵琶法師の少年・友魚(ともな)と出会う。世を生き抜くためのビジネスパートナーとして固い友情で結ばれた2人は、互いの才能を開花させてヒット曲を連発。舞台で観客を魅了するようになった犬王は、演じるたびに身体の一部を解き、唯一無二の美を獲得していく。

 

 能とか狂言とか全く詳しくないのだが、これはオルタナティブロックとかロック史とかの歴史を平家物語に見出してみるという話だ。またバンドの成功と解散の話でもある。特に犬王(世阿弥)とトモナの話、名前を残せた人とのこせなかっうた人の話。(権力に迎合しなければならなかった人とそれに反抗した話でもある)アメリカのバンド映画を日本でやってみせたという感じですごくよく出来ていた。映像も音楽も凄いし、ぜひヒットして欲しい。話も良くて切ないし、個人的には音楽パートが長すぎてもう少し物語パートが掘り下げられても良かった気がする。また犬王が大衆に受けれられるのに元の姿ではなく、変身した姿というのも少し複雑だった。