@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『ナイル殺人事件』

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ナイル殺人事件』(Death on the Nile)

 

エジプトのナイル川をめぐる豪華客船の中で、美しき大富豪の娘リネットが何者かに殺害される事件が発生。容疑者は彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員だった。名探偵エルキュール・ポアロは“灰色の脳細胞”を働かせて事件の真相に迫っていくが、この事件がこれまで数々の難事件を解決してきたポアロの人生をも大きく変えることになる。

 

 コロナの影響で公開が延びに延びてようやく公開した本作。まず良かったねと言いたい。しかしその間に本作に出演しているキャスト陣に大変ネガティブな情報が続いた。ガル・ガドットアーミー・ハマーについてはもはや擁護の余地なしなんだが、レティーシャ・ライトについてはまだ本当の情報と彼女の真意をもっと知りたいと思う。

 

 まず全編に渡ってほとんどCGである。ナイルの様子もほぼCGでありオリジナル版とはえらく違うが、これはしょうがないかなと思う。でもそのCGも少し当時のナイルよりかはカラフルな演出がなされていてあまり正しくないと思う。

 

 話の内容は原作通りで愛のために殺されるか、財産のために殺されるかだが、第一被害者である富豪のリネットがガル・ガドットが演じている影響なのか魅力的な人物に見えてしまい、殺されるにしては少し惜しい気がする。そもそも富豪なのだからもう少し性格に難がある描写を入れるべきだったと思う。

 

 それ以外だとまあ娯楽映画として十分だったと思うし、映画オリジナルのポアロの髭の由来についての脚色があったり、音楽を担当するサロメが大変魅力的だ。