フランスのSF作家ってあんなに忙しいんですか?
『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(Love at Second Sight)
「あしたは最高のはじまり」のユーゴ・ジェラン監督が、最愛の女性が自分のことを知らない、もう1つの世界に迷い込んでしまった男性を描いたフランス発のファンタジックラブストーリー。高校時代に出会い、一目ぼれから結婚したラファエルとオリヴィア。人気SF作家として多忙な毎日を送るラファエルと、小さなピアノ教室を運営するオリヴィアの夫婦生活はすれ違いが続いていた。オリヴィアと大ゲンカをした翌朝、ラファエルは見覚えのない部屋で目を覚ます。そこは夫婦の立場が逆転した“もう1つの世界”で、ラファエルはしがない中学教師、そしてオリヴィアは人気ピアニストで、ラファエルのことを知らなかった。
コロナ禍での緊急事態宣言の影響で1年近く日本公開が遅れた作品だ。もう本当に公開出来て良かったね。まあ正直話は『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』と似ているが、笑える点が多くて面白かった。特にラファエルを支える友達のフェリックスにはだいぶ爆笑した。
また主人公の著作であり本作の肝である、あのSF小説は正直面白くなさそう(笑) あとこの小説が売れてラファエルは結婚生活もままならなくなるほど忙しくなるのだが、そんなことある?(笑)小説家ってもっと時間に余裕がないと著作に影響が起きないか?その辺はだいぶ小説家の設定が雑だった気がする。