@GB19940919’s diary

GB(https://twitter.com/GB19940919) (twitter→GB19940919)の映画感想雑記です。劇場で観た映画からWOWOWやサブスクで観た映画やドラマの感想です。

『カポネ』

 

前評判ほど悪い映画ではないと思うが、全盛期のカポネをトムハが演じる映画を作ればよかったんじゃ...

 

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『カポネ』(Capone)

 

1946年フロリダ州パーム・アイランド1920年代のシカゴで絶大な影響力を誇ったマフィアのドン、アル・カポネは刑期を終えて同地でひっそりと暮らしていた。アルは梅毒のために思考力や判断力をすっかり失っていたが、FBIはそれを演技だと思い込み、一家を監視し続けていた。アルは幻覚やフラッシュバックにも悩まされており、彼の精神状態は悪化の一途を辿っていた。本作はアル・カポネの知られざる晩年を描き出していく。

 

  カポネの晩年をトムハが特殊メイクで演じる意欲作であるが、なにぶん評価が芳しくない。確かに脚本は支離滅裂だし、なんか妄想のシーンが肥大化しすぎて結局何がやりたいのかいまいち伝わってこないので脚本がとにかく悪い。役者人はみんな大変すばらしい。そのためこのキャストのまま、カポネの全盛期を映画化すればよかったのではないかと思う。トムハの若きカポネ、ぜひ観てみたい。

 

 それにしてもこの映画で一番伝わってくるのは、病気を周りに理解してもらえないのって本当につらいなと思う。特にカポネみたいなタフガイなイメージがある人はなかなか周りに病気を理解してもらえないだろう。