『ワイルド・スピード スーパー・コンボ』
ステイサムとロック様の強力なshipムービー。話はかなりツッコミがあるが、別にいいじゃないか、この二人が出ているだけでみんなが観たいと思うのだから。
『ライオン・キング』
話はまんまアニメ版と同じである。唯一オリジナル・ソングのビヨンセの「Spirit」がある。やはりライオン・キングの歌は有名なものが多く観ていて全く飽きない。話はthe 家父長制で「うえ~」って感じではあるが。今年はエルトン・ジョンyearだね。
『ホット・サマー・ナイツ』
倫理的にかなりアウトな映画だが、観ていて全く飽きないというかすごい好きだ。かなりオシャレにとられた映画であり、懐かしい気分にもなれる。これもship映画ではあるが、同時にshipの崩壊映画でもある。私はこっちのほうが好きだ。役者さんの演技もよい。というかA24ははずれが全くない。
『ロケットマン』
『ボヘミアン・ラプソディー』の監督作品だが、よっぽど『ロケットマン』のほうが優れている作品だ。ちゃんと音楽が生きているし、なによりミュージカルだから役者や監督の本当の力が試されている感じ、本当の映画だ。映画のメッセージも好きだし是非こっちのほうがヒットして欲しい。エルトン・ジョンは本当に凄いね。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ワインスタインの騒動で私の中でかなり株が落ちた監督であるタランティーノ監督作品である。ディカプリオとブラットピットの豪華共演や1960's黄金のハリウッド期を描いたとにかくすごい作品だ。かなり良くできた映画で、おそらくみんなの年末ベスト10入りしてるし、オスカーを含め多くのアワードに絡んでくる作品だし、大ヒットしている。しかし私はどうもこの作品が好きではない。まず公開前から話題になっていたブルース・リーの描写について人種差別的であるらしいが、確かに私もなんか変な感じであると思ったが、その前にこのシーン、普通に必要性を全く感じなかった。というかこのシーンの演技、ベテランとは思えないくらい、ブルースリー役の人以外の役者の演技が不自然だった。こういう映画で一番しっくりくるのはアルパチーノのみたいな演技だと思うんだけど。マンソン・ファミリーの描き方もなんか...まあヒィピーでもハリウッドでも人間関係の根本は変わらないってことんでしょうけど、あの騒動後のタランティーノに言われてもねぇ~。